
Old Homes,New Life
Sekitei seasons with
石庭
先行したプロジェクトに連動し、追加的に新たなテイストを付加して
機能を拡充させた古民家再生プロジェクト
四季の丘(2010年プロジェクト)へ続く、丘のふもとに位置し、
独立した施設でありながらも四季の丘の付帯施設として、
追加的に新たなテイストを付加し、古民家に宿る魅力を磨き上げ、
その価値を最大限に輝かせます。

Before

四季の丘に隣接する個人所有であった当該物件(居宅として使用)は、オーナーのライフスタイルの変化に伴い、その生活と家屋などの規模が徐々に合わなくなってきていた。四季の丘の開業にあたり、同オーナーから強い買収の打診を受けていた。

古民家を再生し、
結納から宴席までを叶えるもう一つの舞台
2011年、四季の丘隣接の用地5,000平方メートルを買収。
既存の古民家を再利用し、独立した施設でありながらも四季の丘の付帯施設として、結婚式に纏わる結納、顔合わせ、和装での撮影から、一般・企業の宴会やその他の催事スペースとして稼働している。

Design/Renovation
和の素材に、現代の技と美意識
温もりと洗練が共存する空間へ
千枚岩などの地元産の庭石が大胆に配され、手入れが行き届いた庭を活かしながら、庭と古民家をリノベーション。
新旧和洋が溶け合うミッドセンチュリーモダン・テイストの邸宅へと意匠を変更。 伝統的な和の自然素材を活かしつつ現代の建築技術で改修し、上質でスタイリッシュなインテリアをプラスすることで、洗練されつつも温かみある空間を創り上げた。
よしずが貼られた天井や松の板の間、煙がくゆる暖炉前はレンガ敷きにヤシのマット、庭へと続く竹のフローリングなど、地元職人との協業を通じ、地域の自然が育んだ多彩な地産素材を取り入れている。
それぞれに独自の質感を持つ素材の響きあいに日常を忘れる空間が完成した。
Data
Sekitei seasons with
石庭
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所在地
熊本県熊本市北区大窪2-9-1
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営業開始
2012年5月
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会場
結納・宴会に利用可能な和邸宅
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室内
ダイニング・リビング・和室