今ある資源を循環させた結婚式場業(BLD WEDDINGS)と発電事業(BLD Power Stations)を展開するBLDグループホールディングス株式会社

クレアージュ リゾート

クレアージュリゾート

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Project
Renovates the labor welfare
熊本初リゾート結婚式場へのリノベーションにより
事業再生初年度から黒字へと転換。

前々オーナーである財団法人が運営する勤労福祉会館から、熊本初となるリゾート結婚式場へと大規模なリノベーションを施した。婚礼事業を中心に各施設のターゲットを明確化し、特化したサービスを展開したことが業績の向上に寄与した。

Before

以前の様子当該建物の前身は財団法人が運営する宿泊施設付きの勤労者福祉会館であったが、県の指導により営利法人化を迫られた。
2002年に財団法人から株式会社へ会社形態を変えた後、資金難に陥り、施設オーナーである当会社と、当施設入居中の婚礼業者から資金援助および事業再生の相談を受ける。また、株主が34名おり、経営面でのコンセンサスがとれない状況でもあった。

Value up

2006年8月のデューデリジェンス、エンジニアリングレポートを踏まえた後、当会社の85%相当額の株式を当社にて購入して株主を一本化する。挙式会場、宿泊施設、レストラン、和式宴会場が集まった勤労福祉会館を熊本県では初となるリゾート結婚式場へとリノベーションした。
アメリカ・フロリダの建築様式を一部デザインベースとしながら、利用者のワンウェイ動線および婚礼業務上の作業動線を徹底的に改良した。宿泊施設も婚礼関係客専用とすることでサービスオペレーションを特化した。

デザイン/リノベーション

最大の特徴はチャペルのステンドグラス回廊。高さ2メートルのステンドグラスを16枚連ね、それらをチャペルの外に配し、バージンロードへと続く光と影の空間を創出した。

挙式会場は、教会式と神前式の2会場を用意。チャペル内部は阿蘇の大自然を感じられるようストーリー性を持たせ、素材はマホガニーの天然木を使用、重厚かつ高級感のある空間に仕上げた。

披露宴会場は3会場、レストラン1施設とし、中央に新設したラグーンを囲むように配置。「リゾートウエディング」というコンセプトのとおり、どの会場からも水の潤いを眺めることができる。

内装はシンプル・スタイリッシュな会場、幅広い年代のゲストに受け入れられるホワイトと木目を基調としたナチュラルな会場など、イメージの幅にバリエーションをもたせつつ、80~220名と幅広い収容客数に設定することで、あらゆるニーズに対応できるようにした。

サービス/ウェディング

社員雇用は、従前会社(現当社の子会社)の所属社員として継続雇用、一部希望者は子会社退職後当社で新規雇用という形をとった。

スタッフ教育は社内・社外の実地研修を取り入れ、ホスピタリティ面の強化を図りサービススキルを向上させた。

売上高は、事業再生前の7億円に対し初年度売上14億円となり200%伸長、再生初年度1.4億円の税引き後黒字を計上し、従前の0.8億円の債務超過を解消、2億円の累積赤字は再生開業後約1年6ヶ月で解消予定となるなどV字回復を果たした。

ターゲット層は高単価ゾーンにシフトしたにもかかわらず、年間挙式組数は350~400組にのぼり、安定した業績となっている。

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DATA

  • 営業開始:2007年3月
  • 挙式会場:音楽堂チャペル(100名)、山の神殿(80名)
  • 披露宴会場:3会場
    Lowes -ロウズ-(会場規模280名)、HILLS -ヒルズ-(会場規模220名)、KAGUWA -かぐわ-(会場規模160名)
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